菊野昌宏(きくのまさひろ)の時計の値段は?どうやって注文するの?

菊野昌宏みなさんは菊野昌宏さんをご存知でしょうか?2019年1月27日の情熱大陸で取り上げられていた北海道生まれの「独立時計師」の方です。

今回は菊野昌宏さんについて紹介していきたいと思います。

 

独立時計師とは?

みなさんは独立時計師という職業をご存知でしょうか?

独立時計師とは時計メーカーに属さず自身でアトリエを構えて時計を制作して販売している人のことを言います。

また超高度な技術を持った人のみが入ることを許される「独立時計師アカデミー」というものが存在します。

数十人ほどしか所属していないこのアカデミーには2人の日本人が所属しています。そのうちの一人が菊野昌宏さんなのです。

つまり菊野昌宏さんは独立時計師の中でも大変優れた技術をお持ちなのです。

 

菊野昌宏さんとは

出典:http://urx.blue/PGht

 

先程も紹介しましたが「独立時計師アカデミー(Académie Horlogère Des Créateurs Indépendants(通称:AHCI)」に30歳という若さで会員になった時計師さんがいます。それが菊野昌宏さんです。

1983年生まれの35歳です(2019年1月現在)幼い頃から手先が器用で勉強は嫌いでしたが工作は大好きだったそうです。

もともとは自衛隊に入隊し、機械整備の仕事をしていましたがメンテナンスではなくものづくりの仕事がしたいと思うようになりました。

そんなとき偶然「独立時計師」という仕事を知り、時計の魅力に取りつかれ時計師の道を進むようになります。

菊野昌宏さんの作る時計の特徴は和をモチーフにした独創的な造りです。1年かけて1本を作り出す。時間を使って最高の作品を毎年作り上げています。

菊野昌宏さんとは
  • 1983年2月8日生まれ
  • 北海道深川市出身
  • 高校卒業後自衛隊に入隊
  • 2008年ヒコ・みづのジュエリーカレッジ 卒業
  • 2011年独立時計師アカデミー 準会員
  • 2013年独立時計師アカデミー 正会員

時計制作動画

この映像を見ればわかるとおり、菊野昌宏が作り出す時計は一つ一つが丁寧で繊細な作業の賜物です。

これだけの労力と時間を費やしているのであれば1年に1本という制作ペースなのもうなずけます。

 

なぜ手作業にこだわるのか?

たしかに自動化での制作は可能です。その方が短い時間で大量に製造することもできます。

しかし菊野昌宏さんはあえて手作業で時間をかけてやることでその過程と結果を合わせて大きな価値とし、そういった存在は買い手と作り手どちらにも利益があると考えているようです。

気持ちを込めた手作業はどんな機械にも真似できない技なのでしょうね。菊野昌宏さんからはそのような人間味を感じることが出来ます。

 

時計の値段は?

1年に1個というペースで作られている時計。値段が気になりますよね?

 

和時計改

出典:http://urx.blue/PGip

 

年間生産:1本

価格:18,000,000円(税抜)

 

朔望

出典:http://urx.blue/PGiK

 

年間生産:4本

価格:5,000,000円 (税抜)

 

このように1年かけて作り上げた「和時計改」は1800万円。1年で4本作られた「朔望」は500万円という値段がついています。

技術のある時計師さんが長い時間をかけて丁寧に作られた腕時計。大変高価な値段設定になるのもうなずけます。

これを安いと思うか高いと思うかは人によると思いますが時計を本当に愛している人ならば決して高いとは思わないのでしょう。

私が購入したら確実に妻に怒られてしまいますが(笑)

 

どうやって注文するの?

注文は公式サイトのCONTACTページから可能です。ですが2019年現在は新たな注文を受け付けていないようです。

テレビで取り上げられてさらに認知度が上がり、さらに注文が難しい状況になりそうですね。

 

まとめ

以上、菊野昌宏さんの時計の値段は?どうやって注文するの?でした。

私も誕生日に妻からプレゼントで腕時計を貰ったことがあります。未だに大事にしていて毎日会社に着けていっています。

庶民の私からしたら大変高価で気持ちがこもっているので一生に大事にしていこうと思っています。

このように物には作り手の気持ちや購入者の気持ちなど様々な気持ちが込められているのでしょうね。

菊野昌宏さんの作った時計も、そのように気持ちが込められているからこそ購入する人が存在しているのでしょうね。

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