
まずはwikiの概要を。
『バケモノの子』に続く細田守監督による長編オリジナル作品第5作である。横浜の「兄妹」をテーマに、甘えん坊の4歳の男児・くんちゃんと未来からやってきた彼の妹・ミライちゃんの冒険が描かれる。
第71回カンヌ国際映画祭(2018年5月8日 – 19日)の「監督週間」に選出される。上映後、ル・モンドは本作を「繊細な観察が出来ている」と評し、フランス・アンフォは『未来のミライ』を「美しく感覚的」と述べ、「細田守が本作で取り組んだ建築や都市装飾における描写は驚嘆するべきものである」と評した。
アヌシー国際アニメーション映画祭2018(6月11日 – 16日)の長編部門コンペティションに選出される。
まあ公開初日から賛否両論あったようで…
僕はこの公の場でははっきりとは言えませんので控えさせていただきます。
まあ映画って人それぞれ感じ方は違うからさ…。
しかしながら、やはり細田監督の作品だけあって絵はとってもキレイでした!
途中で雰囲気が変わったりと見てて飽きない絵でした!!
【注意】ここからはネタバレを含みます
未来のミライの口コミ

まずは映画.comの口コミを一部紹介します。


くんちゃんがいろんな家族と過去や未来を冒険するのだが、今までの細田守監督作品のようなワクワク感があまり無いように感じた。
まぁ、主人公が4歳というのもあるし、冒険を終えて成長したくんちゃんを見せるのが狙いなのかもしれないが。
自転車の話は好きでした。

未来のミライちゃんと手に手をとっての大冒険、そして別れ…というお話ではなく、くんちゃんの冒険エピソードは断片的に配されスーッと閉じていく。
途中どうなってしまうのかなと少々不安になったけど、これは積み上げた絵本を次々と開いては閉じてを繰り返す、彼らの作るリズムだと思った。
そのリズムにお任せすると決めたら気が楽になって鑑賞できた。
この夏いちばんの感動作とか、ちょっと宣伝が上手でなかったかな…(上手すぎたのかな?)
それよりは、素麺みたいにさらっと通り過ぎていく、夏の日常に時々欲しくなる素朴な映画だと思います。
宣伝の壮大さから実際とのギャップに疑問を感じた方が多かった印象ですね。
タイムリープとか気にせず、ゆっくり流れる日常アニメ映画だと考えるとスッと話が入ってくるかもしれません。
未来のミライを見た個人的な感想と自分なりの考察

続いて私が見て思った感想を書きますね!
- 結局なぜ未来からきたの!?
- 主人公はもうひいじいさんでOK!
- 途中からホラー映画かよ!
結局なぜ未来から来たの!?

くんちゃんが庭に出ると突然現れた未来のミライちゃん。
くんちゃんと雛人形をしまったり冒険したりと一緒に行動していました。
しかし謎が明かされぬままエンディング。

私の読解力が足りないのは認めますが、
なぜ会いに来た!?何かを探しに来たわけでもなく。
くんちゃんを助けに来た!?
まさか雛人形をしまいに来たの!?
しまうのが1日伸びると今期が1年遅れるから未来から来たの!?
タイムリープの無駄遣いじゃないそれ!?え!?
原作を読んだらわかりますよって事なのかな!?
実際、タイムリープ自体は重要ではなくくんちゃんの成長の過程が重要なんだと思います。
小さい子は大人には見えない何かが見えていると言うからそれかな?
勝手な解釈1
ミライちゃんはくんちゃんの幻覚!
主人公はもうひいおじいさんでOK!

途中出てくる福山雅治ボイスのイケメン青年。
やることなすことイケメン。
ストーリーも良く、見入ってしまいました。

現実世界に戻ったくんちゃんもお父さんそっちのけで、ひいじいちゃんに興味津々!
客だけでなく主人公のくんちゃんをも魅了した彼はまさに真の主人公!
勝手な解釈2
福山雅治ボイスのひいじいちゃん、真の主人公決定!
途中からホラー映画かよ!

最初は優しい雰囲気で話が進んでいくのですが
途中から絵がめちゃくちゃ怖い!!
これ子供に見せたら泣くんじゃないか!?ってぐらい怖い!
こちらとしては途中から雰囲気が変わって楽しめたのですが
たぶん小学生低学年の時の私が見たらトラウマになるレベル。
わがまま言うと一人ぼっちの国に連れて行かれちゃうという監督なりの教育なのでしょうか!?
きっとそうだとしたら大成功だよ監督!
勝手な解釈3
怖い映画は監督なりの教育!
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