
そう思って焦って就職活動をして最初に内定を貰えた会社に入る。それでも良い会社に巡り会える可能性はあります。ですが、焦りは禁物です!
25歳という節目に焦って就職活動を初めてブラック企業に入社してしまうというパターンが多いようです。やはり20代前半と後半の差は大きいと思うのでしょう。
けれど20代ならば就職先は結構あります。なので焦っていま会社を決めるよりもあと5年。20代の間にゆっくりと良い会社を探した方がいいんです。
良い会社にめぐりあうためにまず何をやるか?それはアルバイトです。できれば接客業がいいです。飲食店はきついのでコンビニとかレンタルビデオ屋とかがいいかと思います。
正直ニートとフリーターの差は大きいです。企業側もどちらを採用したいかといえばもちろんフリーターです。
私は入社8年目のシステムエンジニアです。仕事柄、採用担当の人と話をする機会が多く、また協力会社のプログラマーの方と接する機会も多いです。
フリーターをはさんだほうが良い理由を、採用担当Aさんの本音と、ニートからプログラマーになった協力会社のBさんの話を交えて書いていきたいと思います。
採用担当Aさんのはなし

採用担当のAさんは採用担当になって5年目の30代半ばです。最初はSEとして仕事をしていましたが途中で採用担当の部署に異動になりました。
採用担当となって5年目なので就職希望者をなんとなく見分けられるようになったと言います。判断基準について簡単にまとめるとこんなかんじです。
- ニートよりフリーターを選ぶ
- しっかり目を見て話す人を選ぶ
- 声は大きいほうが良い
- ブランクの期間はあまり気にしない
- 資格はあったほうが良い
まあ言われてみればそうだなー。って感じですよね。1つずつ見ていきましょう
ニートよりフリーターを選ぶ

もしあなたが採用する側だったらどうでしょう?もちろん働いているフリーターを選びますよね。
アルバイトを少しでもしていたらフリーター扱いになります。なのにこの差はもったいないですよね。
なのでニートからいきなり就職して週5で働くのではなく、アルバイトで週2とか3で働いてみましょう。
まずは自分に毎週決まっただけの仕事ができるかを確認しましょう。アルバイトで訓練してからのほうが就職したあとにすぐ辞めずにすみます。
アルバイトで挫折してもまだ5年あるので次のバイトを探して自分にあった仕事というものを探して見てもいいと思います。できれば仕事は接客業にしましょう。
人と少しでも接する仕事がいいです。飲食店などの対人スキルがないとやっていけないものではなく、レジ打ちなどの単純作業だけのものにすればニート期間が長くても苦労しないかと思います。
なぜ接客にこだわるか?それは次からの内容でわかります。
しっかり目を見て話す人を選ぶ

つぎに、採用担当Aとさんは会話をしているのに下ばかり見ている人は選ばないようにしているらしいです。
これは、目をみて話をしないとお互いの考えていることが通じず結局仕事で苦労すると考えるからです。
ただたまに目をみるだけでも面接では有利になるんです。単純ですけどかなり重要なことです。
ニート期間が長いと人と会話をするときに目を見れない場合も多いかと思います。ですがこれはアルバイトで少しずつ慣れて行くことができます。
そのための接客業です。レジをうつ際にちらっと相手の目を見るように心がける。それだけでもだいぶ慣れて行くと思います。
声は大きいほうがいい

声が大きいと自信をもっているように思われます。自信があるということは仕事ができそうに思われるということです。
声の大きさと仕事のできは比例するわけないんですが、人間の心理というものは単純で自信がありそうだと賢く見えるのです。
そのために少しでも大きい声が出せるようにアルバイトで力をつけるべきです。
接客ですと「いらっしゃいませー!」などと声をあげますよね。誰かと1:1で話しているわけではないので会話が苦手でも大きい声を出しやすいと思います。
ブランク期間はあまり気にしない

これは「意外だなー」と思いました。ブランクが長いと復帰するのも大変なんじゃないかと思いがちですがそうではないようです。
結局就職して仕事をしていくと1,2習慣で社会人モードになるというのです。なのでブランクが長くてもそこまで気にしないということです。
その人がどういう人間であるかの方が大事なので結局気にしないとのこと。
ここからもわかるように25歳で焦って就活をしてもあまり意味がないと思ってしまいますよね。
ちなみに25歳のニートと29歳の自信に満ちたフリーターだったら、あなたならどちらを選びますか?29歳のフリーターを選びますよね。
資格はあったほうが良い

これは無いよりはあったほうが良い程度のことらしいですが。
もし同じぐらいの評価の2人がいて片方が資格を所有していたらどちらを選びますか?ということです。
無理して資格をとらなくてもいいですが、もしアルバイトの合間に余裕があったら簡単な資格でもいいので取った方が良いかもしれません。
あと普通免許を持っていないと少し怪しいと思うらしいので、もっていない場合はアルバイトをしながら普通免許だけでも取るのがいいかもしれません。
また、希望する業界が決まったのならそこへの就職に有利な資格を取るのがベストです。
新卒の就活生と違いあなたは時間をかけて資格をとってから就活に挑むことだってできるのです。
ニートからプログラマーになった協力会社のBさんのはなし

これらの採用担当の人の話をふまえてBさんの話を聞くと、内定を貰えたことに納得します。
Bさんの会社は社員1000人ぐらいの結構大きな会社です。福利厚生もしっかりしていて雰囲気の良い会社です。
Bさんは大学卒業後、就活をせずにそのままニート生活をしていました。ですが25歳のときに焦りを感じて就職エージェントに登録して相談することにしたそうです。
そこではアルバイトをしながらゆっくり就活を進めましょうとアドバイスを貰ったそうです。
Bさんはレンタルビデオ屋でアルバイトをしながら基本情報技術者という資格の勉強をしつつ、IT系志望で就活を進めました。
そして1年後、見事資格を取得し内定も勝ち取ったそうです。20代ということもあり候補の企業数は結構あったそうです。
この2つのはなしをふまえて

Bさんも25歳のときに20代も後半になったという焦りから正社員に早くなりたいと考えたそうです。
ですが手当たり次第面談をするのではなく、焦らずアルバイトをしながら自分に合った会社をゆっくり探し出しました。
ニートからいきなり正社員へと超ステップアップを試みるのではなく、まずは週2~3のアルバイトをしてみてください。
それと同時に就職サイトや就職エージェントに登録して相談してみてください。自分にあった業界などの話が聞けるはずです。
そしてその業界に少しでも有利な資格があればその勉強をしつつアルバイトを精一杯頑張ってみて下さい。
そうすればあなたも自然と自分に合った会社が見つかり、むこうの採用担当の方に気に入られるような人間に育っているはずです。
- 就職サイトや就職エージェントに登録して相談する
- 希望する業界が決まったら資格の勉強をしてみる
- 焦らずアルバイトを週2~3ぐらいで始める
- 自信がついたら就活を本格的に開始
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「右も左もわからないけどとりあえず相談してみよう」みたいに軽い気持ちで行けばいいんです!
合わないなと思ったらそれ以降はお断りすればいいですし。それが大きな第一歩になるかもしれません!
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